あらすじ
Synopsis
気がつくと、5匹のスピキ達は四方に扉のある正方形のコンクリ部屋にいた。所持品は無し、纏うは白いローブ。意味の通じる言葉は「チョワヨ!」「アーウ」「スピキデルジバゼヨ!」だけ。教祖(GM)には何も伝わらない。
机には赤い無臭のスープ、そして2枚の紙切れ。1枚目には脅迫めいた指示——「一時間以内にかぼちゃ入りスープを飲め。飲むまでは出られない」。もう1枚は地図。中央スープ部屋を囲む4部屋——北の調理室、南の礼拝室、東の下僕の部屋、西の書物庫。そして紙の裏には不気味な詩句が記されていた。「暖かい 幽霊の 血の スープ 冷めない 内に チョワヨ!」
探索が始まる。書物庫で『スープの夢について』の本と蝋燭。調理室では鍋の中にバラバラの幽霊、銀の食器がホバギレーダーになると判明。下僕の部屋には拳銃を持った血まみれの少女。そしてターボブースト+ハンドスピナー超回転の連携技で扉と鍋蓋を弾き飛ばす。墜落寸前のハンドスピナーをターボの逆噴射クリ1が救う。
礼拝室には毒も効かない化け物——撤退。電球の中に隠されたホバギのペーストは、少女が拳銃で電球を撃ち抜いて回収。スープにホバギを溶かし込めば、それはかぼちゃのスープになった。だが——「一人犠牲になれば全員助かる」と気づいたジラチが、一気にスープを飲み干す。
気づけばホバギ畑。スピキ達は自分達が見た夢のような騒動を思い出していた。だが、ジラチがいない。夜、空からゆっくりと——少女が、輝くジラチを抱えて降りてくる。手には、ペーストになったはずのホバギがそのままで。ジラチの伝説は本当だったのだ。